メテオ賞受賞作品「×××コンプレックス」
【編集部寸評】
勢いのある演出、みずみずしい線、そして個性豊かなキャラクター。作者の熱意や好きなものが伝わってくる、非常にフレッシュな作品です。見せ場となるシーンを見開きで描いているのも、ダイナミックでのびのびとした印象があり良かったです。今後の課題は、物語の軸を一本しっかり持つこと。現状はインパクトで押し切り、読者が物語に置いていかれてしまう印象も見受けられます。次回作では「主人公が何をする物語なのか」という部分を読者が読み取りやすくなるような構成を心掛けていただきたいです。次回作も楽しみにしています!