雨の日の休日って、
絶好の本棚整理日和だと思いませんか?
でもいったん本棚の整理を始めると、
あっという間に一日が終わってしまって
損した気分になるKY編集( ^ω^)です。
まぁたいてい整理しているつもりが、
いつの間にか読書に没頭しているのですが……。
さて、そんなあいにくの雨の日ではありますが、本日は、
梅雨の蒸し蒸しムードをぶっ飛ばしてくれそうな
見事なドロップキックが印象的な
「邪神ちゃんドロップキック」を連載中の
ユキヲ先生の仕事場におじゃましました。
喰らえ、殺人ドロップキーーーック!
じゃない、本棚ドーーーーン!
漆黒の本棚に漫画がびっしり詰まってますね!
ユキヲ先生はなんとこの度、
専用の本棚を特注にて新調したばかりとのこと。
本棚へのこだわりが感じられますぞ!
中でもぱっと目につくのは黒の背表紙が目立つこのコーナー。
藤子不二雄A先生の「まんが道」(中央公論新社)がずらっと並んでいます。
ユキヲ先生が漫画家を志すにあたって
最も影響を受けたというのがこの「まんが道」だそうです。
今も定期的に読み返しているとか。
こちらには手塚治虫先生の「ボクのまんが記」(朝日新聞出版)が見えますね。
その隣りの歴代プリキュア本も――私、気になります!
藤子不二雄A先生の隣には、
「エースをねらえ!」(山本鈴美香/ホーム社)
「アタックNo.1」(浦野千賀子/ホーム社)
「ベルサイユのばら」(池田理代子/集英社)
などの往年の少女漫画の名作が。
今でこそ男性向けメインで活躍されているユキヲ先生ですが、
実は少女漫画も大好きとのこと。
ユキヲ先生の「武蔵野線の姉妹」(フレックスコミックス)を
読んでいる読者の皆さんの中には、キャラクターの名前を思い出して、
ニヤリとした方もいるのではないでしょうか。
左の2列目は少年漫画が並んでいますね。
その下には昭和生まれの全ての少年の魂こと
「キン肉マン」(ゆでたまご/集英社)が!
「鬼灯の冷徹」(江口夏実/講談社)や
「罪と罰」(漫☆画太郎/新潮社)も。
こちらはユキヲ先生の著書コーナー。
読んだことがない人は、いますぐゲットだ!
最後にユキヲ先生が神のように尊敬するという
漫画家さんと、オススメの一冊を紹介していただきました。
それは……
吾妻ひでお先生!
「吾妻先生のキャラクターの、現代では失われがちなかわいらしさというか、
女の子が女の子として描かれているところが好きなんです」
たしかに吾妻先生の美少女キャラって、ただエロかわいいだけじゃなく、
すっと心に残るんですよね。
そんな吾妻ひでお先生の作品の中でも、特にユキヲ先生オススメはこちら。
「マジカルランドの王女たち」(サンリオ)
表紙の可愛らしさが特にお気に入りとのこと。
現在は絶版とのことですが、機会があったら私も読んでみようと思います。
ユキヲ先生、
本日はお時間いただきありがとうございました!
■ユキヲ■
「邪神ちゃんドロップキック」大好評連載中!
主な連載作品に「武蔵野線の姉妹」、「まりかちゃん乙」など。
「武蔵野線の姉妹」は、この秋に実写映画化予定。